定休日の出来事Ⅲ

さて、二日目のお昼ですが、こちらは下調査では中々行きづらい立地のお店でした。

最寄り駅を調べるも、宿泊先からの乗り継ぎがかなり大変と言うか面倒。

辿り着いたとしても、絶句徒歩15分超。予想気温的にも歩きたくないのが正直なところ。

分かる道ならば歩けるかもしれませんが、途中迷ったり間違ったりすると、
どれだけ掛かるか分からない訳でもあります。30分迷えば2k程歩く事になります。1時間迷えば完全な筋肉痛確定ですからね(爆)

分り易い様に西大井で下車して、タクシー移動しました。
料金は確か2,200円だったと思います。

高いか安いかは分かりません。事ほど左様で最寄りの駅から迷って何キロも歩く破目になったとしたら安いと考えます。到着は10時30分。何とか運よくシャッター長ではありましたが、陽射しも強くなり、店舗向かいの比較的日陰のところで余裕をぶっこいておりました。

旅行がばんを店舗前に置こうかなとも思いましたが、それでは一ミリも権利付けにはなりません。盗難に遭っても困ります。普段もそうですが、特に都会での旅行中は、全てが泥棒と思えです(爆)訳の分からぬ者が声を掛けて来た時は、全て詐欺師と思えです(爆)

10時50分になり、いくら暑くてもそろそろPPしなくてはいけないと考えていたところに、絶句徒歩のカップルにPPを決められました(オーマイガー)

完全にやらかしてしまいました(〇みむめも掛自爆)

まあ、サード者にもやられる訳にはいきませんから、旅行がばんを持って、道路を渡り店舗前に移動。

すると、セカンド着氏から、「私等が2番ですから、日陰で待っていて下さい」との事(驚;)

「いえ、並ばなかった私が悪いので、2番ですよ!」と申し上げましたが、「そんな事言わずに先に入って下さい」との事。

再度、「大丈夫です」と申し上げたのですが、自らが到着した順番で入店する気満々でした。

再び頑張っても良い雰囲気には発展しないだろうと思い、一応は一番で到着したと言う事もあり、その配慮に甘える事にしました。

11時に店主さんが暖簾を出して「暑いところお待ち頂いてすみませんでした」

ほんのちょっとした事かもしれませんが、素晴らしい事です。
店主の良き人柄が出ていますね。

メニューを見ていると、セカンド氏が勝手に冷蔵庫を開けてビールを取り出し、栓昌夫を開けたのです(爆)

並んでいる時に、色々お話させて貰い、お勧め等を聞きました。

相当の常連さんなんだなとは思いましたが、ビールを冷蔵庫から勝手に出すとは?(核爆)
まあ、毎度の事で暗黙の承知なのは言うまでも無いのでしょうね。

そして、私にも「ビール出しましょうか?」と冷蔵庫からビールを取り出そうとしていました(核爆)

勿論「いえいえ、大丈夫です」(大汗爆)

並びの時に、ラーメンも旨いし、チャーハンも旨い、餃子とビールは外せないなぁ~と力説していました。

そこに私も「餃子とビールは良いですねぇ~」と合わせてしまったのでした(核掛自爆)

それだったら、当然勧めて来るよねってお話ですね(苦笑)
何でもかんでも調子こいて合せてはいけないよい悪い例です(爆)

来店前から、ラーメンと半チャーハンとは決めていたのですが、直前で餃子も気になり、思い切って頼む事にしました。まあ、お江戸ですから、お江戸盛りを確信してのオーダーです(笑)

セカンド氏はカップルで、勝手に取り出したビールを呑みじっくりと構えています(笑)

開店と同時にほぼ満席になったのですが、後から入って来たオバタリアンが「冷やし中華やっているじゃない!冷やし中華二つね!」と言うも、内儀殿はお冷を配るのに大忙し。

再び「こっち冷やし中華二つね!」と中々の空気を読まないごっつあんオーダーをしようとしていましたが、内儀殿は、最初は聞こえない振りをして二度目は流石に無視できずに、丁重に「これから伺いますのでお待ち下さい」と交わしておりました(流石)

この様なお客さんには、バッサリ斬るお店も少なくないでしょうが、流石の対応でした(敬服)

そして、一番入店の私に最初にオーダーを聞きに来てくれました。

「半チャーハンラーメンセット、餃子を一枚お願いします。ラーメンの麺は硬めにはできますか?」

麺硬めにも快く承知してくれました(感謝)いやぁ~、紀文上場、もとい気分上々であります(爆)
まずはラーメンが着丼。

ノスタルジックな丼顔。もう、これが最高なのです。
鶏ガラベースで醤油の膨らみも十分で、私の大好きな味。ほのぼのとします。

3分足らずで完食。麺量は140g程度でしょうかね?(予想通り)

次にチャーハンです。

これも南の反対。キター!(笑)

まさにパラパラ系の私の大好きなチャーハンです。

しっとりとした仕上げ、或いは潰し系もあるのですが、これはドンピシャのチャーハン。
味付けもやや濃い目で最高に私の好みでありました。

そして、餃子。

これも正に昭和のお手本餃子ですね。

最近では、皮の薄い物、ヘルシー系も出ていますが、これは旨い。相当に点数が高いと思います(個人的意見)

ラーメン&チャーハン無しで、餃子3枚に、ビール&麦茶ハイでも良かったか!?(爆)

まあ、夕方だったらね!それだけ美味しいと思える餃子であったと言う事です!

帰り際、親切な対応をしてくれたカップに、深々と頭を下げ、ご挨拶をして退店しました。

タクシー代、一ミリも勿体ないとは思いませんでした。

少しでも口に合わなかったら、駅まで絶句徒歩を覚悟していましたが、戻りもタクシーです。迷わないのですから、西大井駅まで2200円ならば高くは無いです。

しかし、西大井駅に到着寸前、ドライバーさんが横断歩道者を保護し、その後20m程走ったところでメーターが上がる事に気づきました。何といつのまにか3000円を超えました(オーマイガー)

お~い、どういう事だ?(爆)

この晩は贅沢をするのに、やらかしたかな?同じ道路を往復した筈ですが、
復路は3400円でした(ばばこういち爆)

まあ、そんな事もあるかなと言う訳でもないですが、激安ホテルを探し、格安の爺様の休日倶楽部を利用したのですから仕方ありませんよね(苦笑)

夫婦二人三脚で切り盛りされているお店。本当に人柄が滲み溢れておりました。

帰り際再度、店主さんが調理の手を止めて声を掛けて(暑いところお待たせして!)くれました(驚;)

店名が『みやぎ』なので、宮城県出身の方なのかと思っていましたが、どうやら越後の出身らしいです。

こちらのお店を最初に開店された方からの譲渡らしいのですが、もしかしたらその方が宮城県の出身なのかもしれませんがご夫妻も存じ上げていない様でした。