定休日のお昼

この日は、またひるみさんにシャッター。

もう前日からオーダーは決めていました。っうか、前回退店時から決めていました。

この日も山澤進統括店で買い物をしてからのシャッター。

買い物をしたついでではありませんからね!

ひるみさんしてから、城下町管内のスーパーに行くのが面倒と言う事なのです。

ひるみさんのついでに、進統括(くしびき店)に行くと言う訳です。

普段は茅原店が比較的多く、布目店はたまに利用と言う感じです。

10時58分、なるみさん本人が準備中から営業中に替えて、さあ開店。

水が運ばれて来る前から「チャーハンお願いします!」と伝えて着席(爆)

急いては事を仕損じるも分かりますが、慌てる乞食が得したと言う話を知りませんか?(爆)

やはり、知りませんか?(核爆)

もう、こちらのお店は11時目掛けてのお客さんが多過ぎ漣。

やはり、考える事は皆同じ。

混む前にですよね!今の時期だと、店外での待ちは結構辛いですから!

一気にやって来るので、私に着皿する頃には、厨房からの「いらっしゃいませ!」の連呼が止まらなくなる程なのです(笑)

さて、もう食べる前から旨いと感じる物って中々無いですが、こちらの店主の作るチャーハンは食べる前から旨いのです!(爆)

もう、中華鍋を振る後ろ姿を見、あの小気味よい音を聞くだけで、旨いが保証された様な物です。

いやぁ~、この画像を見て、店主の後ろ姿を思い浮かべ、あの小気味の良い音を想像すると、今すぐにでも再食したくなりますよ!

もう、相当酔っているので自力では行けないし(爆)

いやぁ~、マジ美味しかった!

そして、半チャーハンと異なるところは、シュリンプが一尾載ります。

このシュリンプの意味合い?

880円貰うから、サービスとしてではありませんね!(松鶴家千とせ)

チャーハン自体は旨いのは承知ですが、このシュリンプも非常に良い仕事されていますよ!!

臭みも全く無い(流石)

これは海老チリも旨いのが頷けました。

口に合わないエビチリは、ソース自体の問題では無く、エビの品質、下処理に関係しているのだなと改めて痛感した瞬間でした。

いやぁ~、このシュリンプがこんなに旨いのならば、夜メニューに「小エビの天婦羅」があれば良いですね!

完全予約でも良いのでやってくれないかなぁ~。

できれば、店主渾身のフリッターを食べてみたいです。

爽とセットならば、気絶する美味しさ間違いないでしょう(爆)

やはり、天才と言うか、こちらの店主はチャーハン作りの達人ですね!

まあ、私にしてみれば大して多くのお店のチャーハンを食べた訳でも無いですが、これまでの経験では他とは一味も二味も上を行っている様に感じます。

もう、個人的な価値観ですが、このチャーハンがバンド並び(880円)の価格は、ちょいと安過ぎと思います。

これだけの技術なのですから、技術料含めれば4桁でも上等博覧会ですよ!

大して技術も無い職人が、えっ?嘘だろ?と言う程の手間(工賃)を取る業者もいますからね!(全く別の話爆)

もう、耳タコかもしれませんが、チャーハンは猫も杓子も作れます。
具とご飯を炒めるだけの超単純な料理ですから当然です。

しかし、その手軽さとは逆に、これほど味の奥行きの深いものはないと個人的には思っています。そして、味と出来栄えの差も大きいのは今更言うまでも無い事です。

私には判るのです。

繰り返しになりますが、それだけお店で多くのチャーハンを食べた訳でもありません。

それこそ食べなくなった理由は、結構手抜きチャーハンに遭遇して来た事があるからです。

食堂のチャーハン、中華料理店のチャーハンも色々食べては来ましたが、
私もただ食べて美味しい、口に合わなかったではなく勉強しましたよ。

美味しいと思った物は必ず自宅で再現する癖があります。

「おかん」と一緒に行って、お互いが旨いと思った物については必ず家で料理します。

「おかん」が、そこのお店よりも旨いと言うまで、何度でも作り続けます(マジ爆)

中々再現が難しい物では、3回、4回、それ以上の時もあり作り続けますので、毎日同じメニューになり、流石の「おかん」も飽きる訳です(核爆)

とにかく、チャーハンで言えば、油の選択も結構重要です。家庭で作るチャーハンはラードを使用しないから、美味しくないと言う人もいるかもしれませんが、さにあらず!

それはただの言い訳で、ラードを使用すれば良い訳じゃないないですか!
簡単に入手できますから!

確かにラードは、本格的な中華料理店の味と言っても良いと思います。

具の持ち味を生かす事は言うまでも無いですが、多くが感じる「コクのある味」が楽しめますからね!

しかし、ラードが必ずしも良い訳ではありません。

そのコクを癖と感じる人もいると思います。

そう感じる人にはサラダ油等がより良いと思います。

癖と感じる人には、この癖の無さがぴったりだからです。
特に今の時期は、食欲が落ちがちです。

冷やし中華の具さえも鬱陶しく感じ、冷麦や素麺を食べている人ならば、
サラダ油で調理する事をお勧めします。

あと、私は絶対にしませんが、レタスチャーハンなるものも世では流行っているとかいないとか…。

そんな人には、是非とも胡麻油をお勧めします。

胡麻の香りが食欲をそそる事間違い無し。
因みに、私は、普段胡麻油を基本では使用しませんが、たまに味変を楽しみたい時だけ、9割5分仕上がったところで、中華鍋の鍋肌から回し入れます。

これも結構モハメド・アリですよ(爆)

直接ご飯に掛けると台無しになりますからNGですよ!!

とにかく、ご家庭でもそれなりに美味しいチャーハンは作れます。

例えば、私の作る一例ですが、まずサラダ油で卵を炒めます。私はプロじゃないので、面倒でも溶き卵の方が上手く行くと思いそうしています。

ここでは完全に火は通さずに半熟状態です。ほんの十数秒程度です。

一旦、皿でもボールでも良いので、中華鍋(フライパン)から移します。

 その理由としては、後から具材やご飯と再度炒める訳ですから、卵のパサパサ感も嫌ですし、余りカリカリになると食感も良くないどころか焦げ目など付き体裁も良くないですからね!

そして、ラードを入れて(無いならば同じくサラダ油上等博覧会)具材を炒めます。

長ネギと肉くらいのシンプルが一番良いでしょう。
肉が無ければ、ハム、ウインナー、ベーコン等、何でもOKです。

後、お勧めはメンマの刻み、ナルト巻きの刻みも以外に合い美味しいです。

本来チャーシューの切り落としなどあればベストですが、無い場合は、豚生肉(三枚肉スライスor切り落とし等)を生醤油で良いので、さっと炒め煮します。再度炒める訳ですから色が変わる程度でOK。

これを小さく刻んでおきます。余り細かくする必要はありません。
豪快に行きたい方と面倒くさい方は大き目にしましょう(爆)

味付けはシンプルに、塩、胡椒のみでOKですが、お店で美味しいと食べているチャーハンには、ほぼうま味調味料が使われていると思います。

化学調味料否定派でないご家庭では、色々な調味料があると思いますが、低価格で美味しい味の素で宜しいかと思います。

そんな事で、具材を炒めたらご飯を投入。

ご飯はやはり、硬めに炊いた物が良いと思います。

余った冷や飯をチャーハンにするのではなく、チャーハンを作る為にご飯を炊く。

炊き立ての硬めのご飯が良いです。

できれば、ササor雪若が良いかと個人的は思っています。

コシやつや姫は粘り気が多い米なので、チャーハンには↑の品種の方が合うのでは無いでしょうか?

できれば、一昨年の秋に収穫した古い米だと尚良いと思いますが、そこまでする必要は無いでしょう。

あと、冷や飯を使用する時は必ず「チン」です。

プロ中のプロは冷や飯をほぐしてから調理する人もいると聞きますが、あくまでもプロじゃ無いので!(笑)

味付けは塩胡椒、味の素を入れる時は、仕上がる直前に少量がお勧めです。

家庭用のコンロですから、フライパンを十二分に熱して下さい!

熱ができるだけ保たれる様に、多くを調理しないのがコツでもあります。

基本一人前or大盛り程度。小さいフライパンで二人前を作ろうとすると上手く行きません。

まあ、これだけ講釈をしても、こちらの店主よりも美味しいチャーハンは作る自信はありません。

「おかん」が、そこのお店よりも旨いと言うまで、何度でも作り続けますは嘘だったのか?(爆)

何にでも例外と言う物がある事はご承知おき下さい(爆)

あれっ!?もしかして玉子を入れるのを忘れましたよね?(核爆)

もう、完全に酔っています(核掛自爆)

具材を炒めてご飯を入れて、ご飯がほぐれて8割~9割出来たら段取りしておいた玉子を入れます。

ご家庭のフライパンでしたら、中華お玉よりもスス竹ターナーがベターかと思います。私はそれを使用しています。

最後になりますが、プロと同じ段取り、順番で具材等を入れてもプロを超える事はできません。別の作り方で一味違った味の変化でチャーハンを楽しんでみては如何でしょうか?

まあ、面倒、自信の無い方は、ひるみさん、或いは、よるみさんにlet’s goです!(爆)