定休日のお昼

この日は日吉町のこちらのお店にシャッターしました。

温海にも同名のお店がありますが、関係は無いと思われます。

手元と言うか車内の時計は10時53分でありましたが、既に暖簾が出ています。

前回訪問時にも早めに暖簾が出ていました。

開店時間前に暖簾を出すお店は、私の知る限りではそんなに多くはありません。

準備万端、やる気が伺えますね!(感心)

店内に入ると、11時05分になるところでした(爆)

10分程進んでいるものと分析します。

えっ!?それとも、もしかしたら私の鉄の塊の時計が狂っていたものか?(爆)

以前の車が動かなくなって、婿に出して3万~5万にはなるなと思っていましたが、
ただの鉄くずでゼロ円でした(爆)

そして、今回入手したのは、ほぼ鉄の塊です(爆)

24万円の車を見付けました。24万でも100万でも200万の車でも、私のところだと同じく錆びますからね!(爆)

時計を合わせて納車された訳ですから、いきなりは
狂いませんからお店の時計が先を急いでいたのでしょう(爆)

因みに私のところの厨房はわざと、数分ですが先に進めて設定してあります。

さて、メニューです。

私はデフォ以外一ミリも頼む気持ちがありません。

例外も当然ありますが、余程の事が無い限りはデフォです。
まあ、麺は大体が硬めなのですけどね(笑)

私は中華そば、麺硬めでオーダーしました。

「おかん」は恐らく丼物をオーダーするだろうと予測していました。

しかし、ミソラーメンをオーダーしました(麺硬め)

丼物のメニューです。

城下町管内の食堂でもカツ丼が四桁に突入です。

まあ、致し方ない事だと思います。
ただ、マイルールでお昼は1000円以下と決めています。

遠征した時など、天ざる等を食べると四桁は当然なので例外もあります。

そんな時にケチケチしない様に、日頃節約をしていると言う訳です。

国産豚肉は高いです(苦笑)

だからと言って輸入物を使うのは嫌なのでしょう。

それだけの仕事をしているのならば、四桁でも高くは無いと思いますし、
食べた方には安いと思える程、美味しく感じる方もいるのだろうと憶測します。

鶏肉にしても輸入物であれば、普通のブロイラーの半分値です。それでも二倍美味しくない訳ではありません。

使うか使わぬかですね?

味の付け方次第では結構いけますよ!ブラジル産の鶏モモ肉なんかは価格を考えれば
普通に美味しいと思います。

豚肉にしても、チリやデンマークが多いかもしれませんが、ブラジルの豚肉は、価格を考えれば、それこそ悪くは無いと思いますよ!特有の臭いがそんなにありません。

まあ、それぞれの店主の考え方がある訳ですから、一ナノメートルもどうでも良い事でしたね(爆)

私のところでは、肉は、とことん国産に拘り、小麦粉は逆に、とことん輸入物に拘ります(爆)
サンが跡を継いで中心になってやる時は分かりませんが、私が中心で眼の黒い内は、
国産粉も全粒粉も絶対に使いません(断言爆)

まあ、詳細は書きませんが、国産粉使用は上手く製麺ができなかったと言うトラウマ、
全粒粉は製粉会社を見学した時に聞いた説明で、価格を考慮すると個人的違和感が抜けきれないからであります。私は頭も大きいですが、結構頭が固いのです(爆)

国産粉で中華麺を打つと、非常に美味しいと力説する店主もいますが、
私が国産粉を使用して製麺したのが15、6年前です。

全く駄目でしたorz

「うどん」や蕎麦も打って、旅館のお客さん(一泊四食付き)のお昼ご飯として提供していた事がありましたが、「うどん」は美味しかったです。

今だから言えますが、打ったうどんが自家製と聞いたお客さんが、分けて欲しいと言ったのですよ(仰天爆)

そして、蕎麦は蕎麦粉100%で打ちましたが、長い麺で10cmくらいか?
ボロボロに捥げて繋がりませんでした(核掛自爆)

2:8蕎麦もやりましたが、ほぼ失敗でしたorz

5:5なら上手く打てました(爆)

そんな事で、国産粉は「うどん」には美味しいが、中華麺には合わないとの判断をして、
その固着観念が今でも続いていると言った感じです(苦笑)

頭が本当に固い(苦笑)

現在では、ある程度低価格で中華麺に合った国産粉もあると、回りの話で
聞こえては来ますが、失敗したその日から力説して来て、今更妥協して耳を傾ける事などできません(核掛自爆)

蕎麦も5:5が一番旨いかもしれません(核爆)

さて、デフォ着丼です(麺硬め)

このお店の特徴は、小鉢が一品付いて来る事です。

さて、まずはスープを直丼です。

熱くて旨いです。

甘味もしっかり出ています。

豚ガラや野菜類などから出た上品な甘味だと思います。
どこからか昆布の風味も漂って来る様な気がしましたが、主張がそんな強い訳ではありません。

鶏は私の舌では全く感じられません。

あっさりスープで、どんどんいけます。

麺は、この系では庄内でも随一の極細麺です。

26番11時15分?或いは、24番薄出し(11時30分)くらいでしょうか?(憶測)

そして、「おかん」のミソラーメンです。

私は未食なので語れません。一ミリも興味が無い物を一口でも味見するのはおかしいですよね。

小鉢も美味しく頂きました。

麺がそれこそ個性がありますね。

どこでも食べる事のできない麺です。

極細ですが、のびない感じの麺なのです。

以前は盛んに出前をしていましたので、その為に試行錯誤されたのだと
思います。

米の粉とか二度芋の澱粉でもしのばせているものか?

麺ですから延びるのですが、延びた様な食感になり難い設定なのでしょうかね。

何れにしても工夫されて製麺したと分析できる麺だと思います。

小さい頃からこちらの中華そばを食べて来ましたが、
祖母から聞いた話では、私が生まれた頃からやっていると言うのです。

創業53年?或いは54年?そのくらい長く営業されています。
一代で50年以上の営業と言うのは凄い事です。

25歳で開業されたとしても80歳近い年齢になっているのですからね!

店主はとても良い人柄の方です。

何をしに行くかまで詳細はお聞きしませんでしたが、山伏街道をたまに走り、
黒瀬川の古戦場跡を通り過ぎてどこかに行くと言うのです。

「お前の弟子、当でだの!いづでも大繁盛だぞ!こないだは外まで並んだっけぞ…」と
言ってくれました。

本当に嬉しい事です。

「ゆとり」があるからそんな言葉が自然に出てくるのでしょう。

同業者ならばまだ聞こえが良いですが、基本は商売敵なのですから!

50年以上もお店を継続させたのですから大したものです。
5年どころか3年も持たずに糸偏に冬になるお店も多くある中、50年以上ですからね(凄;)

一財産残した証でもあると思います。