お江戸庵改め、木村屋?(爆)
まあ、それは城下町管内では余りにも紛らわしいので、木村商店にしますかね?(爆)
っうか、前回訪店からこの日まで、私の好きであった三代目が他界されました(悲;)
昨年も某居酒屋で遇い、意気投合したのが昨日の事の様です。
親父と同じ年代の大先輩に、色々と昔話を語って貰うのが好きで
いくら話をしても飽きる事はありませんでした。
本当に感謝しています。
自営業の場合、彼の岸に行くまで働くパターンが多い中、隠居後、少しは好きな事(趣味)ができたのでは無いでしょうかね?
謹んでお悔み申し上げます。
三代目とは33年程の付き合いにピリオドではありますが、四代目とはまだまだ付き合っていきたいです。
この日は三代目から四代目に代わってから少し替えた、蕎麦切りを食べようかと思ったのですが、厨房からの香りで変更。
何となくですが、醤油の煮返しを仕込んだ後の香りみたいなものがじゃっかんですが私には感じました。
中華そばが食べたくなり、チャーシュウメン(醤油)をオーダーしました。
その訳は、煮豚を生醤油に浸けた時の匂いにも思えたのでチャーシュウメンにしました。
四代目、木村君の作る外モモチャーシューは絶品です。
モモチャーシュー作りのお手本みたいなそれだと私は思います。
大昔のラーメン店や食堂の中華そばには、ほとんどモモの部位が使用されていたと思います。
内モモ、外モモ、或いはランプ。
内モモやランプは比較的軟らかいと言う事で人気があったと分析できますが、
わざわざ外モモを使用して、この煮豚を作るのですからセンスの良さを感じます。
煮豚ではありますが、煮過ぎず肉の旨みが十二分に残っている仕上げです。
味の染み込みも十分で本当に私好みです。
最近のお店は、三枚肉、肩ロースを使用するお店が急増しています。
それらの部位も当然旨いですが、逆にモモの部位が懐かしく思い、
非常に美味しく感じます。
ただ、個人的に苦手なチャーシューは三枚肉のトロトロ仕込み、箸で掴み難い様な味の染み込みが薄いものです。
肩ロースも生姜焼きなどをするには最高に好きな部位ですが、
たまに恐ろしい程、臭い物に当たる事があります。
一般的に云われているところの『獣臭!?』という香具師かな?
あれは動物系スープと一緒に炊くと、豚の旨みを出すと言うよりも、
多少ではありますが、悪臭になっているのではないかと思います。
ややマイナスであってプラスでは無い様に思います。
当然、そこは紙一重のところではあると思いますけどね。
チャーシュー別仕込みにすれば、悪影響も無くなるでしょう。
肩ロースは、それこそピン~キリです。
それでも味付け次第では何とかなりますが、別仕込みするのがベターではないかと思います。
ここの中華麺を食べる時はいつも以上に真剣勝負なのです。
と言うのは、非常に長い麺です。測った事はありませんが40cm以上あると
思います(笑)
恐らく、製麺機には自動カッターの付いていないタイプだと分析します。
どんどん出て来る麺を素手カッターで切っているのではないでしょうかね?(爆)要するに「手捥ぎ」だと思います。
事ほど左様、一玉ずつ量っていると思われます。
さて、いくら長くても途中で噛み捥ぎは嫌です。
最後まで啜りたいものです。
そして、食べ歩きは基本独りに限ります。
食べたらお店には一ミリも用事が無い訳でありまして、即座に退店します。
大人数だと、最後の人が食べるまで待っていなければいけません。
その時間が非常に勿体ないと考えます。
それから、複数で食べ歩きすると、わざわざ複数のメニューをオーダーして、
食べている最中に丼を交換して食べるケースが考えられます。
これが途中で噛み捥ぎされた物が回ってきたらどう思いますか?(爆)
まあ、回して食べて違和感が無いのは「おかん」の丼くらいかな?
サンや両ドーターの喰い掛けでもOKですが、逆に彼女等は親の喰い掛けは嫌がるものかと分析します(爆)
某家族なんかは、父が一番貧乏くじを引くそうです。
嫁殿が取り仕切っていて、まずは一番食べたい物をオーダーするそうです。
例えば、嫁殿が醤油味をオーダーして、子供が塩を選ぶと、
自動的に旦那殿は味噌になるのだとか…(爆)
嫁殿が全ての味を楽しみたいと言うわがままであると言います(最悪爆)
KKです!
デフォには乗らないホウレン草も決して邪魔にならないトッピングです。
邪魔にならないどころか、有難いトッピングです。
つまみで食べて、美味しくは無いと感じるナルト巻も中華そばのトッピングだと邪魔にならないどころか美味しく頂けます。
ワサビ醤油で食べて美味しくなくても、中華そばの美味しいスープで食べると
旨く感じてしまうのですから、ラーメンスープは凄いものですね!
木村君の打つ蕎麦切り(包丁切り)も素晴らしいですが、中華麺も素晴らしいと思います。
最初に自作した中華そばは、ワタナベ製麺(長沼)でしました。
ゆっくり30年以上は経ちます。
炉端焼き時代に、酒類は長沼の芝山商店さんから配達して貰っていました。
その配達の時に、たまにですが土産で貰うと自作したものです。
自作したくても、酒屋がワタナベのおばあちゃんの麺を持って来てくれない時は、木村商店から分けて貰い作ったものです。
片手間でしたが、中々旨かったですよ!
内モモチャーシューの脂付きのブロックを購入し、ニンニク、ショウガ、タマネギ、長ネギを入れて茹でます。
そして、生醤油に浸けてチャーシューを作ります。
茹で汁がスープです。全てを取り出してから、鰯焼き干し、鯵煮干し、鰹節で
出汁を取り、仕上げに日本酒を少々入れます。
チャーシューを浸けた生醤油がベースダレになります。
丼にタレと多めの味の素を入れます(爆)
2時間~3時間で完成する片手間中華そばでしたが、あの頃は本当に旨いと
思って食べましたよ!
呑んだ後に食べると、何て旨いのだろう?と驚く程でした(爆)
酔っ払いには化学調味料が最高とその時知りました。
昼に美味しく食べて、途中からスープが少し飽きる感じても、夜に食べると馬鹿旨なのですよ(爆)
まあ、あの当時はKKしない食べ方でしたので、多めの味の素が良かったのかもしれません。
スープも自ずとしょっぱめが好きでしたからね。
炉端焼き勤務時代からの付き合いの木村商店さん、
丼物も旨いとの評判ですが、やはり、私のお昼自体が蕎麦切り、中華そばの方を上位にみますので私は今後も食べる事は無いと思いますが、どうしてもお昼は麵類でなければならないと言う人でなければ是非お試しされては如何でしょうか?(笑)
コメントを投稿するにはログインしてください。