今日の午前にT岡市(K引地区)K戸記念会館を訪れた。
K戸と言えば、元横綱で、全国の大相撲ファンでなくても知らない人は恐らくいないだろう。柏鵬時代を築き上げた立役者であることは言うまでもない。
さて、鵬はもちろん大鵬である。巨人、大鵬、卵焼きと言われた時代があるが、K戸なくして大鵬も語れないであろう。
優勝32回の大鵬と比較しても、柏戸は僅かに5回である。大鵬との直接対決はほぼ互角なのだから驚きである。
下位への取りこぼしや、怪我で運悪くも大鵬とは大きく優勝回数は違うが実力は大鵬と僅差である。
同時横綱昇進を果たしたが、横綱8年間でも僅か4回の優勝に留まった。しかし、関取になるのも試練の道であるが、それが頂点の横綱であるから素晴らしいものだ。
若い頃からの無理も祟って58歳で他界してしまった。地元の相撲ファンのみならず全国の相撲ファンに夢と感動を与えてくれた彼は、正に名誉市民である。
驚いたことに入館料は無料である。相撲ファンでなくても一度は必見の記念館である。
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