宇宙戦艦さん&定休日のお昼

この日は半端じゃ無い出遅れで、宇宙戦艦さんに19時を過ぎてからの
到着でした。

正に、メジロディシュやマルカシェンクレベルの出遅れです(爆)

古いですかね?(爆)

ペルーサ、ゴールドシップ、スワーヴリチャードではどうでしょうか?(訳分からぬ爆)

さて、何か見覚えのある車が駐車してあるので気づかれない様に、そ~っと入店して行きました(笑)

案の定、直王&内儀の皇后、そして、何と驚いた事に由利本荘の人気繁盛店『モソチャソ ラーメソ ツュソ』の店主がご一緒されていました(爆)

しかも、宇宙戦艦さんの大幹部、超常連さんのタキザワ先生の特等席を陣取っていました(大汗;&ガクブル)

私もこちらのお店は、33年ものお付き合いがありますが、ネタケースの前には
恐れ多くて座れません。

前店舗での特等席常連は、戸田内科医院の故戸田先生等がおります(凄;)

全店舗で、水槽で泳いでいる1尺2寸~3寸程ある「真鯛」を指さして、
「親父、鯛の丸焼きをしろ!」と言ったのは伝説になっています(仰天;)

勿論、現場に私はいました。

マスターが「先生、それはいくら何でも無理ですよ!」と苦笑いしながら答弁しても、
「いいから焼いてくれ!」と完全に自らの世界に入っているものでした(爆)

一旦は諦めるものの、5分もしない内に「親父、鯛の丸焼きだ!」と言う戸田先生(核爆)

結局は、先生が諦めて、「じゃあ、刺身にしてくれ!」

マスターは「二人では食べきれませんよ!」と打診しても、先生は「いいから全部刺し身だ!」(核爆)

生まれて初めて見た、生き造り(仰天;)

姿造りになってはいるのですが、鯛が生きているのです。

っうか生き造りですから当たり前です(爆)死んでいれば、ただの姿造り(笑)

口をパクパクさせて生きているのでした(凄;)

この時に、宇宙戦艦さんのマスターを凄い人だと崇拝したのでした。

結局、先生は食べきれず、「お前達も喰え!」と勧められ、最初は遠慮して「いえ、いえ」と軽く首を横に振るのですが、「いいから食べろ!」と何度も言われ、結局、生まれて初めての生き造りを食べる事になったのでした(感動)

では味の感想は?

その日(当時)は、ただただ撃沈でした(超核爆)

生き造りですから、生きた魚を仕入れするのですから自ずと高い。
それに技術料が入るのですから、小生レベルでは食べる機会が全くなかったのも原因にありますorz

刺し身とは下した状態でネタケースに保存されて、提供された時は冷たいです。

この冷たさが刺身の旨さで、それが一番食べ慣れていましたから、そう感じたのです(負け惜しみ爆)

戸田先生は、残酷的!?な悪戯はしませんでしたが、他のお客さんは、眼に山葵を付けたりしたのを何度となく見た事があります。

魚を食べる事自体、五十歩百歩でしょうが、何か違和感と言うか感心できなかった事を思い出しました。
もしかしたら、負け惜しみの部分もあるかもしれませんねorz

そんな事で、のっけからやや脱線はしてしまいましたが、全員、緊急逮捕です(爆)

手始めは、私にだけ!「おかん」は呑まないですからね!

鯵の南蛮漬けです。

豆鯵、或いは小鯵は南蛮漬けにしますが、形の良い鯵のそれです。

刺し身用の鯵の格下げと分析しますが、逆の意味、ラッキーなお通しです(嬉)

この南蛮漬けと言う料理は最強の料理です。

脂の少ない魚を揚げてからの調理なのですから!

脂の少ない魚を揚げる!そして、酢ですから!油と酢の関係。

酢醤油には相当の砂糖も入れるのですよ。甘味の無い魚に砂糖ですからね!

例えば、冬に川に上った鮭、食べますか?

身も赤色から白色に変色。大昔は強烈に塩をして『塩引き』で冷蔵庫無しで越冬させました。最高のご馳走だった筈です。

今は当然ご馳走と言う次元では無いと思います。価格も嘘みたいに安値です。

それでも、南蛮漬けにしたり、揚げ出しにすれば、美味しく食べられるのです。
そんな事はどっちでも良いのですが、オーダーしたのはブリ塩焼きです。

メニューには「照り焼き」でしたが、この日は激混みワロタwww状態で、
直王夫妻&モソチャソ氏等は怒涛のオーダーでした(爆)

照り焼きよりも手が掛からない塩振り焼きでオーダーしました。
この日は激混みワロタw状態でありましたので、常連の配慮でもあります。

結構な型でありましたので、「おかん」と分けて食べました。

決して「シェア」ではありません(断言爆)

よくは分かりませんが、分けて食べる事を「シェア」は嫌いな言葉です(マジ)

そんな事はどっちだって良いのですが、最近ない程美味しいと思って食べました。

マジ半端では無い旨さでした。

寒ブリは富山の氷見産は余りにも有名です。

しかしながら、氷見ブランドは余りにも高過晋作で普通の人間には手が出ません。

切り方にもよりますが、普通の切り身で一切れ最低でも3000円は付くでしょう。

一本のブリの卸値で購入して、下して一切れの価格ですよ!(仰天;)

お店で倍取るならば、一切れ6000円の代物になります(即死爆)
これを家賃の高いお江戸銀座の寿司屋などで食べたら、行く前から死んでいます(意味不明爆)

ブリは九州~北海道を泳ぐ回遊魚です。

餌の豊富な北海道にいて、産卵の為に南下します。

今、まさに庄内沖を南下中なのです。何か変ですか?(爆)

産卵の為にブリではありますが、鱈腹食べているのです(爆)
鱈腹食べて脂が乗って来ます。

最終地点は九州なのですが、能登にぶつかり氷見に!その前に佐渡ヶ島の沖が荒れて氷見に…。ひみ、そのくらいは分るでしょ?(爆)そこのあーたも分かるでしょ?(爆)

しかし、その前に庄内浜沖で獲れたブリはどうなのか?って話なのです。

能登を超えると、徐々に脂が落ちて、それこそ少しずつ美味しくなくなり、価格も落ちて行きます。

私の個人的意見です。氷見に勝りはしないでしょうが、大きくは劣らないと診ます。

価格を比較したら、今食べる庄内産のブリの方が断然であると力説したいくらいです。

正月明けのの初競り以降が「寒」入りで、寒ブリ呼称して間違い無いでしょう。

今は寒ではありませんから、鱈においても寒鱈ではなく、真鱈呼称が正解で賢明だと思います。

ズワイガニも西で初競りが始まると、地元漁港でも値が高騰します。

今年の相場は分かりませんが、いつもの年だと地元「活ズワイ雄」で1g10円程度です。

安いですか?(爆)安くは無いどころか高いですよね?(爆)
1g9円の肉の塊焼き500gをオーダーして、旨かったけど結構高かったと言う香具師の話を思い出しました(核爆)500g頼んだのですから、小学生の2,3年生になれば容易に計算できる筈なのですけどね(爆)

さて、ズワイ雄になると、まずまず良い型のものは1kを超えます。
1kの蟹でも1万円ですよ!これが浜値です。それを仕入れた料理店がカニシャブ等の鍋料理にしたら、いくら取ると思いますか?

私は食べた事がないので分かりません(核掛自爆)

まあ、何を言いたいかは馬鹿みたいな値の付いた物を汗水流して稼いだお金を使いたくないと言う事です。

ノドグロ然りです。大変美味しい魚です。それは認めます。
それでも最近馬鹿馬鹿しい値になっているので食べる気がしないのです。

赤テンコウの良質の物を旬で食べた方が遥かに安く、満足度も高い訳です。

これからが旬になる、真鱈(寒鱈)も絶対に食べなくて良い代物です(苦笑)

本当に昭和時代は美味しい魚でした。っうか今でも変わらなく美味しい魚です。

大昔は鱈腹食べても一人ほんの数百円程度。

雄よりも雌の方が高かったのですよ(鮭状態)

鱈子が最高で、大昔、白子は何と捨てられていたのですよ(仰天爆)

今なんか、雄は白子が全体の価格の半分を占めているような勢いですよね。

腹立つ(爆)

今の価格なら私は個人的に食べるに値しないと診ます(苦笑)

何か負け惜しみに聞こえるかもしれませんが、人それぞれの価値観と言う事で悪しからず!

大きな古時計では無いですが、真鱈には昭和の時代から携わって来ました(何でも知っている訳では無い爆)

そして、旬の氷見産の物やお江戸では絶対に恐くてオーダーできない、ブリトロ部分です。

マジ、旬の時期のそれらの価格はいくらか分かりません、想像価格と比較したら、
激安ですよ!

900円~1200円の間だと思いますが、それで「おかん」が「旨い~!」と喜んでいるなら安いものだと思います。

そして、塩振り焼きでカマをオーダーした時に、兜が半分あると言います。

これは自負する訳では決してないです。そして、常連贔屓と言うものとも
ニュアンスは違う認識です。

くれぐれも特別扱いされて自慢しているのでは無いですから誤解無くお願いしたいです。

それこそ翌日になれば、「ブリ大根」などのメニューになると思うのですが、少し早く打診されたまでです。そんな事ですので頼まない訳にはいきません。

下ろし立てで、大根の下茹で物も当然段取りしていないので、ブリ大根では無く、
ブリのアラ煮ならぬ兜ブツ切り煮と言ったところか?(笑)

まあ、それを打診されるのは33年もの付き合いがあると言う事で、お店側を
悪くは見ないで下さい。っうか、サービスで無料にて出して貰った訳では無いですからね!(爆)ただの早い物勝ちで済ませて良い次元ですね(笑)

かなり砂糖を多めに使用しています。

勿論、私好みです。

常連さんの中に、アラ煮をオーダーする人がいると言います。

二度目のオーダーの時に「甘さを控えて!」との注文があったそうです。

マスターは笑顔で「分かりました!」と言い、いつもと全く同じ味付けで提供したと言います(爆)

三度目のアラ煮のオーダーの時も「甘さ少し抑えて!」みたいな事を言われたそうです。

マスターは、ニコリと笑いながら「前回と同じくらいの味でいいかな?」と打診したそうです(核爆)

常連のお客さんは「それでお願い!」と言ったそうです(核爆)

そんな経緯の中、今は何も言わずにアラ煮をオーダーして食べ、満足して帰るそうです(核爆)

マスターは自分が美味しいと思わない物は絶対に出さない主義で超頑固です。

私もそんな考えの時代はありましたが、現在は違います。

お客さんが望むなら、できるだけの調整はしようと言うスタンスです。

凄いお客さんはいますよ!

例を挙げると「超超こってり」と言うやつです(爆)油だけで軽く100ccは入ります(爆)
私は食べる事はできませんよorz

あとは「粉落とし」にも、びびります。

それでも私の好みでは無いので、結構な時間を茹でます。

バリ硬オーダーでも15秒~20秒は茹でます。粉オーダーは5秒茹でます。

店主それぞれの判断ですから、粉とか湯気通しだからと言って、湯に入れたとたんに麺上げをしている訳ではありません。

薄味オーダーは悪くはありません。出汁感がかなりでますからね!でも、私が食べては何か物足りなさで苛々して来ます(爆)濃い口も悪くはありません。スープを半分以上残して食べるなら薄口よりも好みかもしれません。バランスの良い食べ方とは言えませんけどね…(苦笑)

それでもその味がそのお客さんには好みなのですから!

まあ、どんな飲食店でも店主の考え方はそれぞれと言う事で!(爆)

そんな事で、直王から再び「明日、試食をお願いします!」と言われます(驚;)

「知子さんにも地鶏ラーメンを食べて欲しいので…」と言われて「おかん」と
行って来ました。

これが、今だから言えますが、前回同様「定休日のお昼」お休みの理由です(笑)

まずは「おかん」への山形地鶏ラーメンです。

何か凄く言い難かったのですが、少しだけ麺を硬くとお願いしました。

駄目と言われれば、むんつげで帰るところでした(爆)

因みに、マジ、どんな事があっても「琴」の字は取りませんよ(核爆)

いやぁ~、私は食べた訳ではありませんが、「おかん」が大絶賛です。

相当に旨かったのでしょうね。食べ始めた表情を見ていると分ります。結婚しては30年近くですが、35年の付き合いです。それにもまして、帰りの車内では特にスープは大迫であったそうです(爆)

実は「おかんは鶏があまり好きでは無いのです(爆)っうか、やや苦手になったと言うべきか?

私が大の鶏好きなので、結婚当時から鶏肉主体の食卓。

手羽先料理等、もも肉のステーキ、水炊き等等、余りにも食べ過ぎ(見過ぎ)で飽きてしまったのでしょう(爆)

私とサンが食べた手羽先の量は、親子でギネスに載るレベルか?(核爆)
鶏に化けられるくらい、そんな次元で食べて来ました(爆)

鶏肉料理は苦手になっても、元々は好きなのですから、最高の地鶏で取ったスープであったので、ドンピシャに嵌ったものであると分析します。

さて、私への一杯は?

えっ!?

油そば?混ぜそばでしたっけ?(大汗;)

掛「直樹ちゃん、俺、これ嫌いだ!」(核爆)
直王「マジですか!?そんな事言わないで、残しても良いですから食べて下さいよ!」(苦笑)

折角の定休日、他店の美味しいラーメンを食べないと、ストレスで
休み明けの金曜日の営業に支障が出る程です。

そんな中、私の苦手な汁無しバージョンですか?orz

嫌々ながら、一本引っ張り食べようとすると、直王が「ちゃんと混ぜて食べて下さいよ!」(爆)

混ぜて、ヤケクソで数本を一気に啜ると、いやぁ~、かなり旨いじゃないですか!(驚;)

麺は知見羽麺じゃないですか!

掛「直樹ちゃん、旨いじゃない?」
直王「マジですか!?」
掛「地鶏の油を利用したのは分がるが、味付けは?」
直王「デフォの返しです」
掛「えっ!?それだけ?返しは誰がら聞いだな?」(核爆)

直王は「昨日の続きですか?」と爆笑でありましたが、正直、有りと言うかアリアリです。

添削アドバイスは皆無でした。

ただ、丼よりも平皿の方がベターと言うか食べやすいのではないかと思うのです。
混ぜる時にどうかはあるんですけどね!

でも、わざわざ皿を買ってまでもやる事も無いか?って感じです。

全く興味の無い物なので本気で考えた事が無いのであれですが、旨かったですよ!

ウイング麺恐るべし!山形地鶏の油恐るべし!私が教えた煮返しなんか大した事無いよ(爆)

三分の二程食べたところで、「おかん」にパス。

だから、シュアじゃないってば!そこのあーた?(爆)

おかんの山形地鶏ラーメンの丼が私に…。

丼回して食べるのキモイ?

だから、「おかん」となら大丈夫です(爆)

ちゃんと文を読んで下さいね!

そして、直王はもう一杯食べて欲しいと言います(汗;)

聞いてないよぉ~(爆)

残しても全然OKと言いながら、着丼でした!

おっ!?

直王「鶏白湯、炊いてみました!」(驚;)

スープは?

これは旨い!実に旨いです。

白湯のライト系でしょうか?

正直、私は、濃厚は苦手です。

鶏白湯の第一人者と言っても過言では無い、『成田福一』の石曽根氏の作る白湯と鶏の骨を比べた場合は、私は断然デフォが旨いと思って食べて来ました。

直王のスープは本当に円やかです。

濁ったスープを完全否定する清湯派でも受け入れられる思われる物だと感じました。

これははっきり言って間違いないレベルです。

そして、麺は?

おっ!?

これまで食べた事の無い麺ですけど???

直王はお店のデフォ麺と言います(驚;)

5秒でも10秒でも上等、とにかく超硬めしか食べた事が無い私ですので、
自ずとザラザラ感が出たものです。

当然、このスープには合わないと思って、ややオーバーボイルでザラザラ感を無くした
茹で加減で出してくれたそうです(凄;)

はっきり言って、旨いです!ただ、この食感というか超多加水麺が鶏白湯スープに
ベストマッチでは無い気はしました。
この茹で加減を一つ間違ったら?

ザラザラ感が残るか?或いは、硬め好きの方には、軟らかいとの違和感を抱くお客さんが少なくはないんじゃないかとの懸念です。

それは、あまりにも危険(苦笑)

上記の事は全て直王には述べました。

あとは直王がどんな戦法で来るのか?

はっきり言って、直王は私よりも色々なラーメンを食べています。

私の舌よりも自在性があると思うのです(マジ)

ラオタからの脱サラ、それだからこそ、このスープにベストマッチの麺を探せる筈です。
探せないなら、自分で打てば良いだけです(核爆)

この白湯スープは間違いありません!

しかしながら、直王店のデフォ麺で、この素晴らしい最高のスープに合わせて来て、
「鶏白湯ラーメン」と謳ったら、ややセンス無しと言わざるを得ません。

KKです!

デフォ麺でも旨いですよ!(マジ!)
ただ、上記した通りです!

事ほど左様に、この容で『鶏白湯』呼称のメニューは止めた方が賢明と感じました。

直王も恐らくは承知していると思いますけどね。

豚骨ラーメンならぬ、鶏骨ラーメンにするのか?(謎)
石曽根氏の『鶏の骨』がありますから、あまり感心のできるネーミングではない気がしますね(苦笑)

或いは、普通に「にごりラーメン」でも良いんじゃ?(ナガセ猿真似爆)

まずは、スープはできています。

これよりも濃厚にもできますし、自由自在な訳です。

私はこの日食べたライト系がより好みです。濃厚になればなるほど、好みから
外れてしまいます。

麺選び(合わせ)に時間が掛かるか?或いは、ネーミングを熟考するので時間が掛かるのか?

判断は全て直王です。

どちらに転んでも、素晴らしい限定になると確信しています。

近々のリリースを待ちましょう!