『伊藤商店』

超久振りの伊藤商店さんです。

シーズン中は、11時30分開店のお店。

⑧さんの予約が概ね11時30分と言う事で行けなかったお店。

まあ、シャッターでなければ全然問題は無いのですが、シャッターでないと話にならないお店の典型例でありますよ。

この日も11時にシャッターしました。
ここ最近は、11時20分過ぎには暖簾が出て、その後まもなく作り始める様な段取りになっています。

11時30分には相席が始まります。

その直前には着丼です。
この優越感と言うか逆に、この時間に入店して前のお客さん達に
次から次へとラーメンが運ばれるのを待つのが凄いストレスになります(爆)

ここのお店ではバリ硬です。

お店によっての麺の茹で加減や硬さの認識は
自ずと違う訳ですが、私のところにデフォ茹でと、ここのバリ硬は概ね
同じであります。

いま現在の『しんがり弟子』が作った飛魚ラーメンでした。

伊藤商店さんは、飛島の漁師から直で焼き干しを仕入れしています。

不漁の年もあり、或いは漁師の後継者がいなく高齢で廃業
される者がいて、入手が困難になって来たと言っていました。

更に高騰していく懸念が考えられますね。

私のところも開業からの数年は、飛島の網元から直で仕入れしていました。
あの頃は一尾100円税込と比較的無謀な価格ではありませんでした。

1K単価は4000円前後。それでも安くはありませんでしたし、
今は恐ろしくて聞けませんし知りたくも無いですが、6000円とかしているんじゃないですかね?(大汗;)

今現在のしんがりお弟子さんが、確か宅間シン君って言ったか?
その人は千賀子さんの元旦那様か?(爆)

まあ、そんな事はともかくも頑張って欲しいものです。

高い授業料と下宿かアパート住まいかは知りませんが、
親の脛を齧って調理学校に入学しラーメン店を郷里で開業すると言う目標を持っていました。

奇しくも、私が港町の調理学校で講師もどきみたいな授業を任された時の
初めての生徒さんだったのです。

たまたま、TVの取材が入りニュースにもなりました。

その時のインタヴューで「僕も掛神さんみたいなラーメン店主になりたいです」みたいな事を言って放送されました。

あの時の志、そして、眼の輝きがあればきっと成功すると思います。

伊藤氏の元で厳しく指導されて、何とか郷里でラーメン店を開業させて
親に恩返しして欲しいと思います。