『白流』さん

美濃国遠征最大目標のこちらのお店に直王号で移動、翌日もハッシュ氏に案内をして頂きます。

我々、土日に行ける訳でも無い。自ずと平日なのでハッシュ氏は有休を使っての案内(気の毒;)

二日間も本当に気の毒で次回は内緒でお邪魔する事にします(爆)

こちらは岐阜駅より、車で約30分のところにある瑞穂市です。

岐阜の絶対王者、泣くも黙る石神氏のお店(白神)で7年間修行された森下氏が開業させた「白流」です。

師匠の石神氏は、回りにボス呼称されて、一目置かれる凄い方なのです。

そんな方のお店で7年間も修行をして満を持して開業されたお店なので、
そりゃ期待をしてしまいます。

今だから言えますが、実は美濃国の絶対王者のラーメンを食べに行こうと、
本人に直接連絡したのですが、「うちのラーメンは大した事無いですからそんな遠くからわざわざ来なくて良いです」と言われました(核爆)

まあ、どこかで聞いて台詞でもありますが、この日は王者が海外に出張で不在である事を事前に分かっていましたので自ずとお弟子さんのお店へと相成った訳でもあります。

迷いに迷いました。

こんなに悩んだ事がいまだかつてあったものか?

券売機ならば、5000%「中華そば」を押していたと思います(爆)

ハッシュさんに説明を受けながら、決断したのは「ワンタン醤油そば」です。

美濃国まで来て、間違いの無いお店だろうと確信して入って、

詰めの甘さでオーダー誤りなどしたら泣くに泣けませんorz

座敷の側から製麺室が見えます。

ワンタン醤油そば着丼であります。

魚介系の出汁が相当に良い感じで出ていますが、エグミが全く感じられない
円やかなスープです。

鰯出汁がメインとの事ですが、複雑な味がしてこれまで呑んだ事の無い味の魚出汁のスープです。

ハッシュ氏から聞いたのですが失念orz

青子だったか?カマスだったか?

単体の味なら当てる事は出来ますが、混ぜたら全く分からなくなりますねorz

これを自ら焼いて乾して、焼き干しを作るとはさすがのさすが!大あっぱれです。

しかし、詳細を聞くと朝3時起きだそうです(仰天;)

まあ、朝3時で起きて頑張っているラーメン店主は多くいるでしょうが、
睡眠時間4時間は中々大変です(大汗;)

私なら3日で沈没しますね!orz

美智女王は中華そばです。

醤油そばとは逆に低加水。スープも動物系のみで仕上げたと思われる絶品スープとの講釈でありました。

直王は塩です。

スープを一口頂きましたが、懐かしい味がしました。

生まれて初めて食べた塩ラーメン、その時の味がしました。

小学校2年の時に、祖母に連れられて行った越後の親類の家で、
提供されたサンヨーの塩ラーメンみたいな味がしました。

その当時はサンヨーすら分からずに「サッポロ一番」で覚えていましたね。

インスタントラーメンの味を、手作りで似た様な味に仕上げてしまうとは、
まさに天才です。

これが皆の答えです。

正直、美濃国で良かったです!(爆)

仮に石神絶対王者が酒田に店舗を構えていて、お弟子さんの森下
氏が、そこから30分程の鶴岡に出店されていたらマジ脅威でしたよ!

この味は山形県民と言うか、庄内人には間違いなく大絶賛される味のラーメンだと思います。

これは業麵である事は確かですが、わざ麵でもあると思います。

わざわざ往復1200kを走って行ってまでも食べる価値のあるラーメン。

まあ、私は片道600kを助手席に座っていただけですが…(爆)

帰り道、直王夫妻が「琴平荘よりも旨いかもしれない」と会話しながら帰ったとの疑惑もありますが真偽の程は分かっていません(爆)

これで、少なくともyuten氏は、最低でも往復1200kを走る羽目になるのだろうと、やや気の毒に思う次第です(核爆)

でも、このラーメンを食べたら、長距離の苦痛は吹っ飛ぶ事でしょう。
師匠の絶対王者ラーメンとは、まるで違いますが、是非とも双璧になって貰いたいと思います。

森下店主、直王と記念写真を撮って貰い、直王号に乗り岐阜駅に振り付けられます(核爆)

天下を取った織田ゴム長公に一礼し、名古屋へと向かうのでありました(爆)

続かない(核爆)