蝦夷からの贈物Ⅱ

ホッケやサンマなどの焼き魚には大根おろしが付き物です。
恐らく居酒屋などの料理屋では100%大根おろしが付いて来るものと思われます。
脂の乗った魚を大量に食べた時の胸焼け防止もあるでしょうし、とにかく焼き魚と大根おろしは非常に相性が良いです。
そして、焼き魚に付いた焦げで癌になるなどど一時騒がれましたが、防止の役目もあるのだとか…。
しかしながら、焦げは生涯、トラック一台分?という次元を食べないと癌にはならないのだという研究もあるようですので、焦げに関しては全く神経質になる必要はないと思います。
ということで、我が家のおろし器です。
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目の細かいおろし器ですと、水分が出過ぎて美味しくありません。
これで一気におろします。
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馬鹿旨いほっけですから、このくらいの拘りをしないとホッケにも失礼です(笑)
魚が焼けてから、一気に親の仇の如くおろします(笑)
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前もっておろすのはやめた方が良いと思います。臭みもでますし、辛さも抜けますからね。
おろして置いて、臭みが出ないように水で洗っておく人もいますが、恐らく栄養分がなくなり        NGなんだと思いますよ。
ほんの数秒ですから、焼き上がってからにしましょう。
そうすれば、鬼に金棒、虎に翼でしょう(笑)
というか他の中身を紹介しないでしまいました(自爆)
イカの沖漬けです。酒、醤油、味醂などで独自の味付けをすれば良い簡単な料理ですが、        普通の人間はできません(笑)
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当たり前ですが、私にも出来ません(自爆)
というのは、漁師料理なのです。イカ捕り舟の漁師達が、捕り立てで生きたイカをそのような       独自のタレに入れます。
塩辛みたいにそんなに日数は掛かりませんが、生きているというのが条件です。
ですので、腸は当然ながら取りません。塩辛にもするイカの腸は最高に旨いものですから、        そのまま漬けます。
あとは、漁師らしく無造作に輪切りをして食べる料理です。
まあ、簡単に言えば「スルメイカの一パイ醤油漬け」といったところでしょうか。
ホタルイカの塩辛も腸が小さい為、一パイ醤油漬けですね。
見た目はよくないですが、半端じゃなく旨いですよ。
ということで、これは親父に取られましたorz
続く…。