寒鱈

地物じゃないですけど寒鱈が捕れて来ましたね。正に飛び値!(; ・`д・´) (`・д´・ ;)
毎年、値段に驚きます。真鱈をこんな値段を出してまで、食べたいなんて本当に不思議です。昔は、安い魚でしたし、青森の方へ行くと、庄内よりもランクが下の魚なんです。
でも、現在では流通が盛んになり、高く売れるんで、どんどん庄内へ運ばれて来ているようです。
平成に入り、寒鱈祭りなるものを催したおかげで、値段が高くなっていった感じはしますね。それ以前は、内陸、最上地方のお客さんはあまり、鱈のどんがら汁なんか食べなかったんですけど。
鱈にも産地があり、由良港で水揚げされた「由良鱈」というのが一番旨いとは言われていますが、浅いところで網で捕った物と、深いところで、一本釣りにしたものでは全く味が違うわけですから…。
鼠ヶ関や寝屋なんかで揚げられた鱈も決して悪くありませんよ。海は続いていますので…www
今年は、大豊漁の予想もされているようです。あくまでも、なぎになり出港できればの話ですけど…。
豊漁になっても、あまり値段が極端には下がるとも思えませんが、不漁よりは当然ましでしょう。これから約1ヶ月間で、何度なぎになるんでしょうかね?12月は漁師さんも、飯が喰えなかった程、悪い日が続いたようです。
今度のなぎは暫く振りで、鱈はもちろんですが、カニとかも飛び値は避けられないでしょう。漁師さんも困れば、我々も困るんですよ。
お客さんは、飛び値をあまり理解してくれませんから、極端な料金も言えないですから、やはり我々側が泣かねばならぬのですよ。とほほほ…。つづく