大根千切りの呼称

中華そばをやっていて、旅館にお客さんがいる時は、追いかけられているというくらい時間が過ぎていくのが早く感じますね。
10時を過ぎると開店までの1時間の早く感じる事…。そして、大体の日の昼食が10時30分にします。
この献立も中々大変です。それでもお汁は滅多に欠かしていません。昨日も朝食のワカメ汁の余った物に大根を切ってお汁にしました。
その時に、従業員のAきちゃんという面白い人がいるんですけど、大根をいつも千切りにする時は、「千六本」にしてくれと言います。
するといつものように自家用のお汁の具だと1006本は無い!と言いますw
千六本とは1006本切るからではないといつも言っていますが、ふざけて言っているのでしょうかw
そして、今度は人参の千切りを頼むと指示すると。「人参も1006本か?」と聞いてきます。
違うw 千切りだ!と言いました(爆)どこが違うのかまだわかっていないようですが、「繊蘿蔔」が訛ったと云われています。蘿蔔は「すずしろ」と呼び昔は大根の事で、中国では「ろふ」と呼んだという話のようですね。
繊蘿蔔は「せんろふ」のようです。繊は繊維の繊ですから細かいという意味でしょうね。           繊蘿蔔(せんろふ)が訛って千六本になったものだと思われます。
更に拘るのであれば、大根を繊維にそって(縦方向)切る事を言うのでしょうね。ということで人参や胡瓜などは千六本とは言わずに千切りのようですね。
大根の千切りの事だけを千六本という呼称が正解のようです。
料理の本にも書いてあると思いますよ。