遠征⑤

ニュー山口駅に車を返し、新幹線で大阪へと移動します。

ホテルにチェックインして、5時の待ち合わせの場所にシャッターと思いましたが、
3時開店のお店でした(爆)4時55分着乙!

待ち合わせした人は、先月の琴平合宿に初参加してくれましたストライク軒の店主「芦田社長」です。

合宿で意気投合して、今回の約束と相成った訳であります。

何とこちらの居酒屋も経営しているとの事でした(凄;)

再会に乾杯であります。

しかし、こちらでは何も食さずに、この日の回るコースの説明を受けます(爆)

まずは数軒先にあります焼肉店を案内してくれると言いますが、
5時30分開店のお店の為に時間調整だったのでした(笑)

事前に予約してくれていまして、全ておまかせと言うコースの様でありました。

まずは茹でキャベツとナムルであります。

ナムルと言えばゼンマイなのですが、こちらでは豆モヤシナムルです(笑)
モヤシごときで脱線していると、京都まで辿り着けなくなります(爆)

もとい、モヤシごときなどと言っては罰があたります。
こんな旨いモヤシは食べた事がありません。

この世の中、安い物でも旨い物は沢山ありますよと言う最高の良い例ですね!

『ツラミ』なる部位だそうです。恥ずかしながら初めて食べます(汗;)

キャベツの旨さ、その味噌の旨さ、ナムルの最高の味付けで
これまでに無い程の過大期待をしていました。

どこの部位なのですか?と芦田社長にお聞きすると、ほっぺ肉と言います。
「ほほぉ~」そう言う事でしたか?(爆)

マジ馬鹿旨です。これだけで既に感動してしまいました。

こんな旨いお店を案内してくれた芦田社長に、これまでの恨みつらみを並べる訳にはいきませんでした(爆)

何さらしてけつかんねん!ぼけ!かす!いてまうどコラ!なんて言われたら大変です(核爆)

そして『ラムシン』なる部位です。お尻の辺りの部位と言っていましたが、
どうみてもテンダーロインに見えます。

大阪人はテンダーロインを「ヘレ」と言っていました(笑)

「ヒレ」「フィレ」ではなく、「ヘレ」なんだそうです。

それこそ、テンダーロインよりは価格的には安いでしょうが、
悪質な焼肉店では、この部位を「ヘレ」或いはシャトーブリアンで提供しているお店もあるとかないとか…(大汗;)

こちらは店員さんが焼いてくれます。

以前、こちらでも触れましたが炭火だから美味しい訳ではないと
力説したことがありますが、私の最近の考え方としては、
炭火の網焼きよりは、ガスの鉄板焼きの方が焼肉は旨いんじゃないかと言う事です。

まあ、詳細説明は割愛しますが、万が一でも私が焼肉店を開店させるのであれば、炭は使用せずにガスのみでこの様な焼き台で鉄板です(爆)

そして「タン」が提供されました(仰天;)

まさかのタレです(超ウルトラ汗;)orz
生まれて初めて食べます。

焼き鳥にしても「タン」をタレで食べた事は一度もありませんし、
見た事も聞いた事もありませんでした。

私の中では「タン=塩」で鉄板でありました。

しかし、その固着観念が鉄板で焼かれてしまったのです(爆)

これは旨いとかの次元を遥かに超えたものでした。

ここで私は芦田社長に言いました。

「あとはいつ死んでも悔いは無い!」(爆)

これは芦田社長が絶妙の焼き方、勿論極上のタンでタレが旨いのも
ありますので、塩タンよりタレタンが旨いと言っているのではありませんが、
過去最高に美味しく食べた「タン」である事は間違い無いです。

そして、誰もが大好き「ハラミ」です。

ハラミは肉じゃなく、内臓です。

ハラミと聞くと「腹身」なんじゃないかとイメージしますので
ホルモンと同じく内臓扱いにされているのを最初に聞いた時は意外でしたね。

事ほど左様に、ツラミは「面身」なんだと想像します。

そして、赤身部位の特上ロース盛り合わせでしょうか?

私はこれを見てギブアップ宣言してしまいます(大汗;)

芦田社長は、まだまだです!ホルモンがまだありますと言います(大汗;)
いくらなんでもそんなには食べる事ができません。

そして、うわぁ~(仰天;)

特上ミノ&特上のテッチャンです。

これも過去最高の味でした。

とにかく素材は勿論の事ですが、タレが抜群に旨いのです。

いやぁ~、大昔はマグロの大トロと同様に捨てられていた部位。

今は良質の内臓は行き先が全て決まっているのです。
新しく焼肉店を開業したいからといっても超一級品の内臓は一ミリ、もとい、
100gも分けては貰えないという話しでした。

まあ、私も以前「長南肉彦」パイセンに、和牛のハラミを分けて欲しいと
無謀な打診をしましたが、内臓一式契約なので非常に厳しいと
言われた事があります。

タンとかも運が良ければ入手する事ができるかもしれませんが、
一式価格でも相当なものになりますが、単体だと一本1万円は超えてくると分析します。

何とか「おかん」もご飯、スープ類を全く食べずに戦い
ましたがギブアップ。

ロース肉は残してしまい、芦田社長はお弟子さん達に「おみや」
したのでありました。

そして、次のお店に案内をして貰います。
この日は『雨の大阪』になってしまいました。

芦田社長が「おみや」を届け、その居酒屋から傘をお借りします。

満席です(さすが)

外呑み客もいます。

さて、その後も芦田社長にお供し、天神橋一丁目から天神橋六丁目までの約2.6km600店舗が連ねる日本一長い商店街を横切り目的のお好み焼店に徒歩移動するのでありました。