金毘羅様

金毘羅様は社号を「金刀比羅神社」「琴平神社」と云って大物主神(おおものぬしのかみ)を
祭っています。
香川県琴平町にある神社であることはあまりにも有名ですよね。
琴平が古くからの呼称だったそうですが、金毘羅とはサンスクリット語で「クンビラー」鰐(ワニ)の意味で、鰐は海神竜王とされ、海難祈願を納受する神様であり、日本に渡ってきて金毘羅大権現になったのが始まりと云われています。
本来の日本の海の神は住吉大神と云われていますが、四国香川の琴平の地が海上の交通の要であったため、船頭、水夫や海上に携わった方達の信仰を集めるようになったようです。
現在でも、海上自衛隊や遠洋航海等に携わる人達の信仰を集めています。
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《三瀬の琴平岩の頂上から三瀬海水欲場、葉山を写す》
お年寄りがたまにこんぴらふねふね…香川県の民謡を歌い出す時がありますが、最後まで聞いた事はありません(爆)
「金毘羅船々(こんぴらふねふね)追風(おいて)に帆かけてシュラシュシュシュ
まわれば 四国は讃州(さんしゅう) 那珂の郡(なかのごおり)
象頭山(ぞうずさん) 金毘羅大権現(だいごんげん)一度まわれば
金毘羅み山の青葉のかげからキララララ金の御幣(ごへい)の 光がチョイさしゃ
海山雲霧(うみやまくもきり) 晴れわたる一度まわれば
金毘羅石段桜の真盛り(まさかり)キララララ振袖(ふりそで)島田が サッと上る裾(すそ)には降りくる 花の雲一度まわれば
阿波の殿様蜂須賀さま(はちすかさま)だよシュラシュシュシュ
私ゃあなたのそばそばそばだよほんとに金毘羅大権現 
一度まわれば
お宮は金毘羅船神さま(ふながみさま)だよキララララ
時化(しけ)でも無事だよ 雪洞(ぼんぼり)明るい
錨(いかり)を下して 遊ばんせ一度まわれば」
だそうですが、全部は覚えられませんよね(笑)
地元山形の民謡も最後まで歌えものがあるか疑問ですから…(自爆)