全国高校サッカー決勝戦

「為せば成る為さねば成らぬ成せる業を成らぬと捨てつる人のはかなき」
By 武田信玄
「成せば成る成さねばならぬ何事も成さぬは人の成さぬなりけり」
By 上杉鷹山
どちらも、あまりにも有名過ぎる文句。正にその通りの素晴らしい試合でした。戦前は、鹿実が7:3で絶対有利と見ていました。なぜなら、鹿実の守備は鉄壁で県大会からこの大会も含めて9試合連続無失点の成績でしたから、いくら野洲の個人技をもってしても崩すのは不可能だろうというよみでした。
しかしながら、鹿実の守備を超える個人技、素晴らしいの一言でした。
それにもまして、滋賀県勢初の優勝。そして公立高校というのも驚きです。あと一番びっくりさせられたのは、監督のサッカー経験が無い事です。
地元の高校時代、大学と、レスリングの選手だったとか…。で、その後にドイツのサッカーを観戦して、魅力に引きつけられ、その虜になったとか。
高校の体育の先生になって、初めて入ったサッカーの世界。部員16人からのスタートで、9年目に掴んだ栄光ですね。
私もどちらを応援していた訳でもないですけど、TVでの実況や解説を聞いている内に野洲の方を応援していました。
鹿実も2連覇が掛かっていましたが、残念でしたね。毎年メンバーが代わる高校サッカーでの連覇はやはり難しいのでしょう。
でも両校、よく頑張りましたよ。決勝戦にふさわしい感動させられる試合でした。嬉涙と悔し涙ですが、試合終了後もどちらが優勝したのか判らない程涙を流していましたね。
練習量と涙の量も比例するのでしょうか?そんなふうに感じました。私も中学時代はサッカー部に所属していましたから、ほんの少しですがサッカーはわかるんです。サッカー、素晴らしいです。世界で通用する選手をどんどん育成していって欲しいものです。っうかスポーツには本当に感動させられます。
強いものが必ず勝つのではないのが、スポーツです。そういえば、横綱も投げ倒されましたよね。観ている方は、これで少し面白くなりましたね!
野洲高校優勝おめでとう御座います。朝青龍ガンバ!w